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南アフリカ、EURO2008関連イベントでW杯準備の順調さをアピール

  • 2008年7月10日
 南アフリカ観光局(SAT)は、6月末にオーストリアで開催されたEURO2008の報道関係者向けのイベントで、ワールドカップ開催に向けた準備が順調であることをアピールした。SAT最高責任者兼国際マーケティング協会最高責任者代理のモケッツィ・モソーラ氏はパネルディスカッションにおいて、2010年に向けての受け入れ態勢、開催にともなう経済効果、治安問題への取組みについて見解を述べた。

 SATは犯罪率の低下への政府の取り組みを全面的にサポートし、各国の旅行業界と協力しながら、旅行者に対して犯罪に関する正確な情報を発信していく。また、インフラ整備などの準備は、コンフェデレーションカップが開催される2009年には完了する予定で、外国人訪問者数の目標とする2010年に1000万人を達成できると見込んでいる。ワールドカップの開催はアフリカ全体に持続的な経済効果をもたらすと考えられ、さまざまな産業のレベルアップ、自然保護区への援助拡大、スポーツ全般の活性化に期待を寄せている。


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