観光活性化フォーラム
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スペイン、バルセロナの観光スポットが修復、拡張−グエル邸とカンプ・ノウ

  • 2008年7月3日
 スペイン政府観光局によると、2004年から開始した修復工事のため見学できなかった「グエル邸」が、今年から内部を一部公開している。グエル邸はバルセロナの旧市街地に位置し、世界遺産にも認定されているガウディ作品群の一つ。修復工事は完了していないものの、ファザードと1階部分、馬小屋の地下部分を公開中だ。開館時間は、祝日を除く火曜日から土曜日の午前10時から午後2時まで。入館料は無料。

 また、同じくバルセロナに位置するFCバルセロナのホームスタジアム「カンプ・ノウ」では、2009年から修復、拡張工事を開始する。イギリス人の建築家ノーマン・フォスター氏が担当し、ガウディをイメージしたデザインにするという。外壁は、チームカラーやバルセロナのイメージカラーを取り入れたポリカーボンやガラスのモザイク模様で覆う。完成は2013年を予定しており、約2億5000万ユーロ(約420億円)を投入する大掛かりな工事となる。なお、工事期間中もスタジアムは使用する。