アナンタラ、メディア露出で認知の向上を−直販と旅行会社経由で摘み取り

  • 2008年7月3日
 アナンタラ・ホテル・リゾート&スパは今後、メディア露出を高め、認知度の向上をはかる。豪華さを打ち出した「アナンタラ・リゾート&スパ・プーケット」を年内に新設し、高級さをアピールすることも今後の路線の一つだ。アナンタラ・リゾート&スパ・プーケットのグループ・ジェネラル・マネージャーのピーター・ニルソン氏は、「まずは消費者に知ってもらうことが重要」と、そのねらいを説明。「認知度があがり、結果として日本人宿泊者が増加すれば、それが直販でも旅行会社経由でも喜ばしい」という。すでに、ジェイティービーやエイチ・アイ・エス、日本旅行、ジャルパックなどと取引をしており、今後も良好な関係を保ちつつ、認知を高めたいという。

 なお、アナンタラ・ホテル・リゾート&スパは、タイ国内の3ヶ所とバリ、モルジブに客室数が100室前後のリゾートを展開。タイでは、ビーチリゾートのホアヒンとコサムイ、山間部のゴールデントライアングルを運営している。高級化をはかるプーケットは今年10月の営業開始を予定しており、全室プール付きのヴィラで宿泊料金は5万円を超える見込みだ。