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クルーズ人口、3.4%増の18万3600人、外航は12.7%増の約9万6000人

  • 2008年6月30日
 国土交通省海事局によると、2007年の外航クルーズ、国内クルーズを合わせた日本のクルーズ乗客数は前年比3.9%増の18万3600人であった。このうち外航クルーズは12.7%増の9万6000人、国内クルーズは4.3%減の8万7600人。外航クルーズは、日本船社の乗客数は7%増の2万1400人、外国船社の乗客数は14%増の7万4600人でともに増加。泊数別では4泊から13泊の乗客が4万1900人で全体の43.6%を占めた。2006年に落ち込んだ2泊から3泊の乗客が前年比67%増の2万3300人で、シェアは24.3%まで伸びた。平均泊数は前年10.1泊から0.6泊増加の10.7泊となった。

 方面別では日本船社ではアジアが全体の66.3%、オセアニア・ミクロネシアが16.3%を占め、外国船社では北欧地域のバルト海が32.9%、地中海・エーゲ海が16%、アジアが14.4%の割合だった。日本船社と外国船社の合計では、北欧・バルト海が25.6%、アジアが26%、地中海・エーゲ海が12.5%、カリブ海が5.6%。

 また目的別では、レジャーが全体の93.1%を占めた。団体旅行は前年の3700人から1000人減少したが、セミナーは前年800人から2200人へと大幅に増加した。