グアム政府観光局（GVB）は俳優の舘ひろし氏をグアム観光親善大使に任命した。GVBは6月19日に開催したグアム準州知事来日レセプションパーティに舘氏も来場。グアム準州知事のフェリックスP.カマチョ氏は「プレミアデスティネーションとしてのグアムをともに盛り上げていきたい。舘氏には自身の体験を語ってもらい、渡航者の増加につなげてもらいたい」と期待を述べ、「グアムはどこにも負けない休日を用意できる島であると自負している。洗練されたラグジュアリーな休日を求める客層を獲得していきたい」と、今後の方針を語った。　

　舘氏は、グアムを「ひとことでいうなら大人の週末用リゾート」と表現。自身も休日に自然や数多くのアクティビティを楽しみ、リラックスした休日を過ごすために、何度もグアムを訪問しており、「何でも好きなことをして楽しめる」と、グアムでの幅の広い楽しみ方をアピール。所属する石原プロの社長である「渡哲也さんにも勧めたい」と、太鼓判を押した。GVB理事長のデイビッドB.タイディンコ氏は舘氏について「グアムに対する理解が深く、島の暖かいおもてなしの心を伝える役割のある親善大使にふさわしい」と期待を示した。

　グアムは近年、ホテルやリゾート、スパのアップグレードがおこなわれ、ワンランク上のリゾート地への改善が進んでいる。豊かな自然と原住民であるチャモロ文化の歴史に加え、ヨットやバイク、ゴルフなどアクティブな趣味と、洗練された「大人の男性」の代表格である舘氏を観光親善大使とすることで、大人も楽しめるラグジュアリーなリゾート地としての「大人のグアム」をアピールし、ハイクラスの客層の誘致をはかる。