JATA、新会長に日本旅行の金井氏が就任−「変化に対応するものが生き残る」

▽JATA2008年度の事業計画は需要創造を重視
総会では基本方針として、(1)海外、国内、訪日を三位一体としてバランスよく発展させること、(2)「旅の力」の訴求で旅行業の社会的有用性の認知をはかる、(3)量の拡大、質の改善、安心安全の旅を不可分のトライアングルとして確立、(4)旅行需要の喚起、需要創造で海外旅行事業の収益性向上、(5)国内・訪日旅行の推進で旅行業と地域との連携・協業による新ビジネスモデルの確立、(6)産業政策的追求、課題解決型の姿勢、を掲げる。この上で、VWCの推進をはじめとした需要創造に取り組んでいく。なお、JATA一般会計予算の事業費は8億9140万円で、このうちVWC推進業務に1億3000万円を組んだ。これは国内、海外、外国人旅行業務などを含む旅行業務推進事業費3億289万円のうち43%を占めており、その注力度合いがはかれる。