クオニイ・ジャパンによると、オーストリア政府当局は6月から、国境でのパスポートコントロールを再開させた。開催中のユーロ2008にあわせ、フーリガンの入国阻止を目的としたもの。また、開催期間に限定しハンガリーからの入国者にも導入しており、バスでの出入国には通常よりも時間がかかると予想されている。

　また、ザルツブルグでは、市内中心部にファンゾーンを設置しているが、午後2時から深夜まで警備のために入場制限がされる。特にレジデンツ広場やモーツァルト広場には最大2万5000人が集まるとみられる。クオニイ・ジャパンでは試合日の6月10日、14日、18日は混乱を避けるため、周辺には近づかない方が無難としている。