07年度の海外旅行事故発生率は2.79%で過去最高を記録−ジェイアイまとめ
JTBグループのジェイアイ傷害火災保険によると、2007年度の海外旅行契約者の事故発生率は2.79%で、1996年の調査開始以来、最も高い発生率となった。この発生率は、36人に1人が事故に遭遇したことになる。保険金の支払い項目別では、1位が治療・救援費用で前年比4.0ポイント減の45.4%、2位は携行品損害で2.0ポイント増の35.1%、3位は旅行事故緊急費用で1.4ポイント増の14.4%となった。
発生地域は、ヨーロッパ、北米、アジアの順だが、渡航地域の拡大にともない、発生地も多様化する傾向にある。医療関連費用の高額事故例のうち、最も高額だったのがイタリアでのくも膜下出血。36日間の入院と手術を要し、医師と看護師が付き添い医療搬送したケースで、支払額は2314万円にのぼった。ヨーロッパでは、ユーロ高、長距離の医療搬送による費用の高額化する傾向がある。ただし、アジアでも医療水準が日本と比較して低い場合は、都心部の水準が高い医療機関へ搬送する必要があり、高額になることもあるという。
発生地域は、ヨーロッパ、北米、アジアの順だが、渡航地域の拡大にともない、発生地も多様化する傾向にある。医療関連費用の高額事故例のうち、最も高額だったのがイタリアでのくも膜下出血。36日間の入院と手術を要し、医師と看護師が付き添い医療搬送したケースで、支払額は2314万円にのぼった。ヨーロッパでは、ユーロ高、長距離の医療搬送による費用の高額化する傾向がある。ただし、アジアでも医療水準が日本と比較して低い場合は、都心部の水準が高い医療機関へ搬送する必要があり、高額になることもあるという。