ブラジル観光省、日本ブラジル交流年でブラジル訪問記念書を発行

  • 2008年5月1日
 ブラジル観光省は今年、ブラジルに入国した日本人を対象に、「ブラジル訪問記念書」を発行する。これは、日本人のブラジル移住100周年を記念する「日本ブラジル交流年」を受けたもの。なお、1月から4月まですでに訪問した旅行者へ発行できるが、旅行会社が所定の申請書を利用し、ファックスで申し込む手続きが必要だ。

 ブラジル観光省によると、ブラジル政府が記念式典を開催する6月をめどに、サンパウロ空港にカウンターを設ける予定だ。訪問者がブラジルに入国した際、訪問者に直接、手渡すことができるように準備を進めている。

 メルコスール観光局によると、今年の日本人訪問者数の目標は9万人で、5月2日から4日まで横浜で開催する日伯文化交流フェスティバルの開催、6月にファムツアーを実施し、プロモーション活動を展開する。また、ブラジル観光省は昨年から、日本語のパンフレットを作成しており、交流年を契機に観光の増加を見込んでいるという。