フィリピン、首都圏に大規模カジノ計画−高級ホテルや世界最大の水族館も

  • 2008年4月10日
 フィリピン観光省によると、マニラ湾に面したパラニャーケ市の埋立地に、投資総額150億米ドル(約1兆5354億6930万円)の総合娯楽施設が建設される予定だ。早ければ7月から9月にも建設工事が始まる。施設は、「バゴン・ナヨン・ピリピノ・マニラ・ベイ・インテグレーテッド・シティ」の名称で、90ヘクタールの埋立地にカジノや高級ホテル、商業施設、博物館、スポーツ施設、住宅、テーマパークなどを整備するもの。

 遊戯機開発・製造を手掛ける日本のアルゼも参画し、2000億円を投じてホテルや世界最大の海洋水族館、スポーツアリーナ、巨大観覧車を建設する予定。ホテル名は「オカダ・リゾート・マニラ・ベイ」で、客室数はスイート300室を含む2300室。なお、アルゼは、持分法適用海外関連会社のウィン・リゾーツを通して、マカオにウィン・マカオを開業している。