バーデン・ヴェルテンベルク州、宮殿とクリスマス市でリピーター獲得へ

  • 2008年4月10日
 ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州は、2008年のドイツ観光局のイヤーテーマが「宮殿と庭園」であることを受け、今年はホーエンツォレルン城やシュヴェツィンゲン城など、宮殿を中心にアピールしていく。同州には1000ヶ所以上もの宮殿や城跡があるという。

 同州の2007年の宿泊者数は前年と比べ、約15%減少した。ただし、同州観光局渋谷雅子氏によると、ドイツの三大クリスマスマーケットの1つであり、同州の中でも人気の高いシュトゥットガルトは、以前から実施していたクリスマスマーケットのプロモーションの成果もあり、「数字としては悪くない」と現状を説明する。そのため、「今年もリピーター層をターゲットに展開する」と述べ、宮殿に加え、クリスマスマーケットも引き続きアピールしていく方針だ。