2000万人推進室長の澤邊氏、数値だけでなく利益を感じられる成果をめざす

2000万人を推進していく上で、重視するポイントとしては、魅力あるデスティネーションの再開発と新デスティネーションの発掘で、「業界ができることに最大限の努力を払いたい」とし、パートナーである航空会社や観光局などとも二人三脚で盛りあげて行きたい。また、2000万人に向けたムーブメントを起こす必要があるとして、例えば、「ハワイでの定番である4泊6日を10泊にするといったロングステイも鍵」とし、滞在日数を長くすること、消費金額の増加にも関心を向けながら、取り組んでいくことも言及している。また、推進室長に求められた力量としてJATAは「交渉力」をあげていたが、「航空会社、観光局のトップと1対1で話をしていきたい」と意欲を見せ、旅行業界向けと消費者向けの活動を両面で展開するように促したいとしている。