旅行業・観光業DX・IT化支援サービス

ドバイ、2007年の日本人訪問者数は20.2%増の9万7740人

  • 2008年3月21日
 ドバイ政府観光商務局によると、2007年のドバイへの日本人訪問者数は前年比20.2%増の9万7740人であった。年間を通じ、単月で7000から9000人台を推移、8月は単月で史上初めて1万人を記録し、好調に推移した。2007年はドバイで新たに開業したホテル、アパートメントは27軒で、2004年から2006年と比べ新規開業は減少した。毎年30%増を上回る成長率で推移していた過去3年間の日本人訪問者数は、2006年から2007年にかけて、人数は増しているものの、成長率が鈍化したとの見方もあるが、客室供給量の増加とも連動しているようだ。

 なお、2008年は年末までに人工埋立地パーム・ジュメイラ先端に建つ客室数1539室のアトランティス・ザ・パームをはじめ、18軒のホテルとホテルアパートメントが開業する予定で、総客室数は2万2000室が増加する予定だ。また、訪問者数の増加にともない、交通機関の改善が進んでおり、今月はじめに市内を流れる川ドバイ・クリークに5つ目の橋が開通、2009年中にはドバイメトロの完成、など着々と整備が進んでいる。同観光商務局は、2008年に日本人訪問者数は10万人超を見込んでおり、前年比20%以上の成長率を達成したいという。