ブラジル、公認スペシャリストに15名を認定、08年度は日本語での予定も

  • 2008年2月21日
 ブラジル観光省は2007年度に開始した「ブラジリアン・スペシャリスト・トラベル・エージェント・プログラム」の合格者を発表、15名をスペシャリストとして認定した。ブラジル大使館で授賞式と懇親会を2月19日に開催、メルコスール観光局局長のラエルシオ・ブランコ氏は「スペシャリストは貴重な存在。プログラムの内容を今後の業務に役立ててほしい」と、認定者に謝辞とともにエールを送った。

 このプログラムはeラーニングを活用して16ヶ国で展開。現在まで、3000名が受講、430名のスペシャリストが誕生している。日本では今回が第1回目の実施で、参加50名のうち合格者15名と合格率は約30%。これについてブランコ氏は「海外の合格率は約20%。英語での受講にも関わらず、(日本の合格率が)全世界を上回る結果を収め、大変満足している」と評価する。なお、2008年度は日本語での開催も予定しているという。

 スペシャリストには修了証とステッカーのほか、「当社にブラジル専門旅行業者がいます」と記載した店舗設置用の張子などを贈呈。また、1日のクリック数が50万回を数えるブラジル観光省サイトにも、スペシャリストの会社名や氏名、国名などを掲載する。


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