マレーシア政観、中部地区でのプロモーションを強化、SQとジョイントで

  • 2008年1月17日
 マレーシア政府観光局は今後、中部地区でシンガポール航空(SQ)と連携し、積極的なプロモーションを展開する。既にJTBワールドバケーションズ、近畿日本ツーリスト(KNT)、エイチ・アイ・エス(HIS)の主要旅行会社はSQを利用するマレーシアツアーのパンフレットを作成しており、販促展開に力を入れていく。中部地区ではマレーシア航空(MH)が1月9日から運休する一方、SQは中部からデイリー運航するものの、現地ホテルの稼働率が高いことから、日本線の需要開拓をめざし、両者の意図が一致、今回のプロモーションに至った。

 プロモーションで、特にHISとは2月の1ヶ月間、名古屋市営地下鉄全線と名古屋鉄道で車両ドア横への交通広告と展開するほか、中日新聞や朝日新聞でのツアー広告を掲載する。さらに大型ショッピングセンターで「マレーシア・フェア」を開催。週末の2日間にわたり、マレーシアの舞踏公演やゲームなどで一般消費者の旅行需要喚起をはかるとともに、ショッピングセンター内で営業する旅行会社店舗の販促をサポートする。


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