ハンガリー政観、シェンゲン協定の実施を正式に発表、空路は08年3月末から

  • 2007年12月25日
 ハンガリー政府観光局は、ハンガリーがシェンゲン協定を実施した旨を正式に発表した。道路、鉄道、水路を含む陸路での国境通過の場合、12月21日から、シェンゲン国間の国境検査が廃止された。また、空路は航空会社が夏期スケジュールに移行する2008年3月30日からシェンゲンルールが適用され、日本を含む非シェンゲン国からシェンゲン国乗継でブダペストへ行く場合、乗継空港で入国審査が行なわれる。また、ブダペストからシェンゲン国経由で非シェンゲン国へ行く場合、乗継空港で出国審査を行なう。

 ビザについては、90日を越えない滞在、および他のシェンゲン国で発行されたビザや在留許可は、ハンガリーでも有効となり、ハンガリーで発行された共通のシェンゲンビザは、シェンゲン全域で有効となる。

 なお、チェコ、エストニア、ポーランド、ラトビア、リトアニア、マルタ、スロバキア、スロベニアも、ハンガリーと同時にシェンゲン協定を実行する。


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