旅行業・観光業DX・IT化支援サービス

スペイン政観、08年も消費者向けインターネットキャンペーンを継続

  • 2007年12月19日
 スペイン政府観光局は2008年、消費者をターゲットとするインターネットキャンペーンのテーマを「バルセロナ」と「サラゴサ」として展開する。これは6月に開催されるサラゴサの国際博覧会と、カタルーニャ音楽堂の100周年を記念し、様々な音楽イベントが予定されているバルセロナを意識し、決定したもの。同観光局では昨年から、異なる2つのテーマを設定し、内容に即したキャンペーンを展開しており、今年は「フラメンコとアンダルシア」と「バレンシアとリヤドロ」として、テーマに即した旅が当たるキャンペーンを、現地観光局および関係各所の協力を得て実施。約1万4000件の応募があったという。

 これに対し、同観光局局長のイグナシオ・ドゥカセ氏は、「キャンペーンを通してスペインの新デスティネーションの情報提供ができ、認知向上に繋がった」と評価。来年のキャンペーンに対しても期待感をしめす。

 なお、消費者向けのインターネットキャンペーンでは、インターネット上に特設サイトを作り、各観光局や関係各所のサイトから申込者を募集。そのほか、語学学校やスペイン語学科がある大学でQRコードを掲載したチラシを配布し、携帯電話からの応募も可能としている。