成田、路線別の旅客数アジア線3%増、太平洋線は2%減

  • 2007年12月3日
 成田国際空港(NAA)によると、10月の国際線旅客数が前年比1%増の288万6937人となったうち、路線別は太平洋線が2%減の35万8000人となったほか、アジア線が3%増の18万9800人、欧州線が3%増の18万9800人だ。このほか、中国線が1%増の18万3600人、韓国線が3%増の13万600人、香港線が3%減の10万人、台湾線が4%減の9万6100人、オセアニア線が9%増の7万1600人、グアム線が1%増の5万8200人となった。

 このうち、9月末から羽田空港と上海・浦東空港を結ぶ路線が就航しており、この影響についてNAAでは「明確な影響はまだわからない」としている。特に中国については8月、9月までは堅調であったが、食に関する風評、円安基調も手伝い旅行の手控えがあるものの、一時の2桁伸びから低くなっているが、羽田/仁川線が就航した時と同様の影響があるかについても含めてしばらくは様子を見るという。