南アフリカ観光局、JATAの南アワーキンググループの視察旅行を実施

  • 2007年11月27日
 南アフリカ観光局は南アフリカ航空(SA)の協力のもと、11月22日から12月1日の日程で、日本旅行業協会(JATA)の「南アフリカ旅行拡大ワーキンググループ」の参加メンバーを招いた視察旅行を実施中だ。メンバーは、旅行会社やオペレーターなど10名。

 今回の視察旅行はワーキンググループが、2010年までに日本人訪問者数5万人達成という目標にむけ、「南アフリカのイメージ」、「商品造成」、「安全・安心」、「航空関係」という4つの課題に取り組むアクションプランの一環。南アフリカ観光局が推すムプマランガ州を中心に訪問し、新たな観光素材の掘り起こしや新ルートを組み込んだ旅行商品の造成などをめざす。また、南アフリカ空港公団とのミーティングを設け、ロストバゲージの防止に向けた空港システムの警備強化を要請する。

 ルートとしては、ヨハネスブルグやクルーガー国立公園、ケープタウンなどを周遊。サファリ体験や緑豊かな大渓谷などを訪れる。また、伝統料理や民族文化に触れる体験、近隣諸国と組み合わせた商品造成の見地から、ジンバブエのビクトリアフォールズも見学する。