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オーストリア航空(OS)はグルジア、およびコーカサスセミナーを開催、来日したグルジアのオペレーターのコーカサストラベルは日本からの旅行者増に期待を示した。社長のサバ・キクナゼ氏によると、日本人訪問者数はこの3年で約800人から1600人近くに増加。訪問目的は約半数以上がビジネスであるが、観光目的も増え、早くもグルジア、アゼルバイジャン、アルメニア3ヶ国をめぐるリピーターもいるそう。今回のセミナーでも、ツアーのテーマとして、歴史、文化など、この地域が西洋と東洋の交流の結節点であったこと、神話に残る話からワインの発祥地とされることを紹介。日本人の興味に応え、自然、景観の豊かさから魅力あるツアーがつくれると提案した。また、OSは成田/ウィーン線ともトビリシ、エレバン、バクーとコーカサス3ヶ国への接続がよいことをあげ、東欧、中欧への接続がよい事をアピールしながら、利用を促した。
また、在日グルジア大使館臨時代理大使のディビッド・ノザゼ氏は旅行者からの問い合わせとして、日本大使館の有無について言及。現在、日本政府が2008年度末をめどに設置する方向にあることを明らかにし、旅行者にも安心して訪れて欲しいとアドバイスをした。