オーストラリア政観、世界遺産キャンペを本格化、航空会社との広告も展開

  • 2007年10月10日
 オーストラリア政府観光局(TA)は既に実施する世界遺産キャンペーンで、航空会社、旅行会社、州政府観光局との共同プロモーションを本格始動した。旅行会社にはポスターやパンフレットラックなど、店頭プロモーション用のツールを配布しており、開始後3週間で200以上の店舗から申込みがあったという。また関東、中京、関西地区で延べ5社がツアー造成など多角的なプロモーションなどを展開。例えば、JTBワールドバケーションズは関東地区のカフェ「ニュース・デリ」の6店をジャックし、期間限定メニューやディスプレイなど、オーストラリアの世界遺産をアピールする。

 さらにカンタス航空(QF)、日本航空(JL)、シンガポール航空(SQ)と、広告キャンペーンを実施する。例えばQFとは11月下旬、新聞の大型8ページ別刷り広告特集で、16ケ所全ての世界遺産を紹介。11月中旬から下旬までは東京メトロでの交通広告や主要駅での駅張り広告、12月上旬には山手線とレインジャックを予定している。

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