ネバダ州、ラスベガス基点のフライ&ドライブ、日本人向きの利点をアピール

  • 2007年9月27日
 ネバダ州政府観光局インターナショナルツアー&トラベルマネージャーのカーラ・フィッシャー氏は今後、ラスベガスを基点にネバダ州内のドライブを中心にアピールする考えを示した。来年のアメリカ旅行トレードショー「パウワウ」終了後のFAMツアーでは2泊3日で州内を巡り、日本市場にも広めたい考え。フィッシャー氏にネバダ州のドライブの魅力を聞いた。

ネバダ州でフライ&ドライブをどのように楽しんで欲しいか

フィッシャー ラスベガスが州内で最も有名で、日本人の多くが訪れている。ドライブを楽しめる国立公園があり、ラスベガスの昼夜を問わず楽しめる町と自然を一度に満喫することが出来る。実は「ナショナル・ジオグラフィック」でラスベガスがアウトドアを楽しめるナンバー1の街に選定された。それだけ景観の美しさが評価されたということで、街中だけでなく街の外も楽しんでもらいたい。

どのようなルートがあるのか

フィッシャー ネバダ州は鉱山の歴史がある。ラスベガス近郊ではネルソンがあるが、州の北部でも金を採掘していた。現在は炭鉱で栄えたが廃墟となった街もあり、足を伸ばしてもらいたい。

 また、ラスベガスを拠点に、デスバレー国立公園に行くのも人気が高い。目的地だけでなく、途中に美しい景観のエリアがあり、ドライブならでは旅が楽しめる。また、星がきれいに見えるのもこの地域をドライブする楽しみの一つ。デスバレーからさらに北上して、トナパ(Tonopah)で1泊する行程もある。

 これ以外に、イーリー(Ely)からグレイト・ベイジン国立公園を訪れるルートも組み合わせれば、2泊で巡る行程が出来るでしょう。

ラスベガス基点とする以外にネバダ州のドライブを楽しむとしたら

フィッシャー レイク・タホの地域はこのところ、新しい施設が登場してきている。特にレストランが充実してきており、ショッピング施設も揃っている。このエリアはドライブの楽しみに合わせ、カヤックをはじめ多くの水辺のアトラクションが楽しめる。宿泊施設も「グランド・シエラ・リゾート」が一新し、上質な滞在が出来る。冬のスキーシーズンにも楽しめるデスティネーションだ。

 来年のラスベガスでのパウワウ後のFAMツアーでは、日本の旅行業界の人たちにこうしたネバダ州のよさを実感していただきたい。


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