ジャマイカ、若者以外にMICEにも注力へ−航空座席確保も課題

  • 2007年9月26日
 ジャマイカ政府観光局副局長のデビッド・シールズ氏は今後、日本からの誘客を強く進める。これまで若者を対象としたレゲエイベントに出展し、「Once You Go, You Know(一度、訪問すれば分かるはず)」のキャッチフレーズを用いてアピールしてきた。今後は旅行業界向けにMICEやインセンティブを切り口とした紹介を強化する。MICEについては、空港でCIQ対応について特別対応も可能なことを知らせ、グループ誘致につなげたいという。このほか、ハネムーンを対象とした旅行先としても旅行会社の収益性も高く、積極的にアピールしていくという。

 航空座席の確保も重要な課題との認識から、来日時には各航空会社を訪問、同日接続が出来るように働きかけ。アメリカン航空(AA)についてはダラス経由で同日接続が可能だが、日本、アメリカの両方で米系航空会社を中心に働きかけ、アクセス改善を図る考えだ。