エストニア政府観光局、日本市場へのマーケティング予算を大幅に増額

  • 2007年9月21日
 エストニア政府観光局は来年度、日本市場へのマーケティング予算を大幅に増額する。詳細な予算項目は決定していないものの、旅行会社やオペレーターを対象にFAMツアーを増やし、エストニア内のデザインショップやプロダクトマニュアルなどを含んだ冊子を作成し、主に旅行会社の販売や商品造成の協力に充てる方針だ。

 エストニア政府観光局日本支局長の山口功作氏によると、最近の消費者はエストニアへの興味、関心が高まってきているという。先日開催されたJATA旅行博においても、デザインショップ巡りやスパなどに興味を持った若者やエストニア旅行を検討しているシニア層が多く立ち寄った。「昨年までは見られなかった光景。消費者の需要が高まっている中、今後は受け皿となる旅行会社へのサポート体制を充実させていきたい」と山口氏は期待感を強くにじませた。