マーシャル諸島、日本航空マジュロ・チャーター誘致−11月と12月に3本

  • 2007年9月20日
 マーシャル諸島共和国政府観光局によると、今年11月、12月にマジュロ行きのチャーター便が3本運航される。航空会社は日本航空(JL)で、ジャルパックを中心にグローバルサービスなどが共同してチャーターするもの。定員は200名で、商品は9月末からの発売予定だ。

 マジュロ行きチャーター便は、2007年2月と3月、6月に定員180名でそれぞれ1本ずつ運航されており、2月と3月は満席、6月は160名強となるなど売れ行きは順調。客層としてはダイバーが半数を占めており、年代別に見ると20代から30代はカップルが多く、40代から50代ではダイバーが多数であったが、小さな子ども連れのファミリー層も目立ったという。ダイバー需要については、ダイビングショップなどから情報を寄せられており、今回は初めて関空発着の便を設定した。また、従来から指摘されている宿泊施設の少なさについては、既存のホテルが新館を建設中であるほか、新たなホテルのオープンも予定されており、改善する方向にある。なお、同観光局は、10月半ばに首都圏と関西圏でワークショップを計画しているほか、引き続きチャーター便の誘致を行うという。