ドイツ観光局はこのほど、新しいロゴマークを設定し「フレンドリーの国ドイツ」をアピールしていく。これは、昨年開催されたサッカーワールドカップドイツ大会の来場者数が、約200万人という史上最大規模であり、全世界にドイツの「フレンドリー」のイメージが紹介されたのを受けたもの。同局アジア・オーストラリア地区統括局長のペーター・ブルーメンシュテンゲル氏は「以前のロゴはブランデンブルグモンのデザインで統一ドイツをイメージしたものだが、今回は一新。フレンドリーなドイツのイメージをよく表している」と説明する。

　ロゴに併記するスローガンは、訴求対象によって変える。消費者向けには「ドイツ・心あたたまるおもてなし」、業界向けには「ドイツ・観光の国」、コーポレート向けには「ドイツ・信頼のおけるビジネスパートナー」をアピールしていく。