アエロメヒコと南バハ・カリフォルニア、ティファナからの旅行をプロモ

  • 2007年9月19日
 アエロメヒコ航空(AM)は今後、ティファナからアクセスしやすいバハ・カリフォルニア半島を積極的にプロモーションしていく方針だ。AMは昨年11月に成田/ティファナ/メキシコシティ線を就航。常に90%以上のロードファクターを維持し、8月は平均94.4%と好調だ。AM東日本担当エリア・マネージャーの浅野圭子氏は、「今後、ますます露出やプロモーションを増やしていきたい」と意欲を述べた。

 その一環として、JATA世界旅行博の開催にあわせて、南バハ・カリフォルニア州観光局より使節団が来日。マーケティング・ディレクターのベロニカ・ルイス・チュー氏が同地域の魅力を紹介した。南バハ・カリフォルニア州はリゾート地として有名なロスカボス、世界屈指のダイビングスポットであるラパス、ホエール・ウォッチングが楽しめるロレートなど、世界遺産に登録されているコルテス海を存分に満喫できる観光素材が豊富にある。また、ビーチのみならず、7500年前の壁画群を鑑賞できる場所が300ヶ所ほどあるなど、歴史・文化的要素も充実している。また、今後5年を目途に、現在の1万5000室あるホテル客室をさらに4000室増やす予定。ゴルフコースも3コース増える予定で、さらなる観光インフラの開発が見込まれる。同観光局はAMと協力し、今後業界向けに東京、大阪、神戸、福岡でセミナー、またメディア向けのプレスツアー等の実施を予定している。