ハンガリー、09年までに定期便就航に努力−今年はチャーター便30本

  • 2007年9月18日
 ハンガリー政府観光局は、日本人訪問者数の増加に向けて、2009年までに定期便の就航を目指す。ハンガリー政府観光局局長のコーシャ・バーリン・レイ氏は、「マレブ・ハンガリー航空(MA)と日本航空(JL)がワンワールドに加盟したことで、コードシェアでの就航へ強い期待を持っている」と語り、日本・ハンガリー国交回復50周年である2009年までに定期便就航を実現したいと意欲を示した。

 ハンガリーへの日本人訪問者数は、2007年2月や3月では前年比5%減であったものの、6月や7月には6%から8%の増加で推移しており、2007年の年間目標である11万人から12万人は達成できる見込み。チャーター便に関しては、昨年のMAによる4本から、MAとJLによる30便に増加。さらに、大韓航空(KE)によるソウル/プラハ線の日本人の利用率がシーズンによっては30%から40%となるなど、需要は高いという。韓国や中国については、訪問者が30%増から40%増と急増しており、2008年にはソウル/ブダペスト線の新規就航も予定されており、こうした路線の日本市場での利用にも期待が高い。