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ペルー、日本市場での地震の影響は軽微−歴史・文化の需要固く

  • 2007年9月14日
 ペルー政府観光局と在日ペルー大使館は9月14日から20日まで共催する「東京ペルーグルメフェスティバル」を前に記者会見を開催、その席上で駐日ペルー大使ウゴ・パルマ氏は、「ペルーと日本の相互理解のために、観光が果たす役割が大きい」として、ペルーにとっての観光の重要性をアピールした。特に、インカやマチュピチュの遺跡などの観光素材が、旅行に歴史や文化の楽しみを求める日本人に人気が高く、両国にとって素晴らしいことだと評価。東京の国立科学博物館で開催中の「失われた文明インカ・マヤ・アステカ展」の入場者が20万人を超えるなど、ペルーの歴史や文化に対する日本人の関心の高さを示す。また、観光局によると、8月の地震後も日本人は訪問者数への影響が少なく、日本市場に対する期待は高いようだ。

 なお、ペルー料理は多様な民族の歴史と文化、広大な国土がもたらす多彩な食材が個性的な味わいを作り出すのが特徴。今回のフェスティバルで紹介するペルー料理は、そんな伝統料理にモダンな感覚を加えてアレンジした「新ペルー料理」だ。観光局および大使館では、こうした独自的な「食」の観点から、ペルーの魅力をアピールしたい考えだ。

▽ペルーグルメフェスティバル
開催日:9月14日〜20日
場所:マンダリンオリエンタル東京 オールデイダイニング「ケシキ」