HTJ、新キャッチフレーズで上質感を打ち出す−ホールセラーと連携を密に

  • 2007年9月11日
 ハワイ州観光局(HTJ)は、新キャッチフレーズ「So Much More Hawaii…」について、従来のマーケティングタグラインである「ディスカバー・アロハ」の「一歩先のもの」と位置付け、2008年度も継続して使用していく方針だ。HTJディレクターの一倉隆氏は、「『So Much More Hawaii…』では、ファミリー層やシニア層などはじめ様々な層に上質な過ごし方を紹介していく」と語る。具体的な「上質な過ごし方」は、レイ作りやキルティング、フラやウクレレのレッスン、スポーツなど、「体験」や「体感」、「感動」などのアクティビティやイベントをさす。

 また、特に大手ホールセラーから、「ハワイのパンフレットに付加価値のある情報を加えられていない」という意見をうけ、7月に発行した「ディスカバー・アロハ・タイムズ」に掲載するイベントカレンダーや、アクティビティのリストを旅行会社のパンフレットに掲載するなどで対応し、消費者への旅行意欲につなげたい考え。

 なお、「ディスカバー・アロハ・ハワイ・ワークショップ」は、HTJなどを含め20団体超が出展。東京では200名の募集に対し、240名程度の応募があり、業界の高い関心を集めている。


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