観光活性化の効果も−熊本・南阿蘇で新たな輸送形態の実証運行へ
国土交通省は水陸両用車、道路とレールを走行するDMV(デュアル・モード・ビークル)など、鉄道やバスなどの既存の輸送サービスに分類できない輸送形態の実証運行として、熊本県南阿蘇地域でDMVを対象に実施することを決定した。この実証運行では、普及、促進を目指し、導入に向けた課題整理を行うため調査をするもの。特に、今後の事業化の可能性や他地域へ展開することを念頭に選定されたもの。
申請者は熊本県、大津町、高森町、南阿蘇村、西原村、山都町、南阿蘇鉄道。短期的な効果としては線路と道路を一体とした観光ルートの確立、地域交通網の再編、南阿蘇鉄道の収支改善が期待されており、特に観光活性化や地域活性化に繋がることが期待されている。既に実証運行に向け、自治体、吸収運輸曲、交通事業や観光協会などで「熊本県DMV導入実証実験協議会」が設置されており、協議会が主体となり、実施をしていく。
水陸両用車では今夏、近畿日本ツーリストが湯西川温泉で運行する水陸両用バスを活用したパッケージ商品を設定している。
申請者は熊本県、大津町、高森町、南阿蘇村、西原村、山都町、南阿蘇鉄道。短期的な効果としては線路と道路を一体とした観光ルートの確立、地域交通網の再編、南阿蘇鉄道の収支改善が期待されており、特に観光活性化や地域活性化に繋がることが期待されている。既に実証運行に向け、自治体、吸収運輸曲、交通事業や観光協会などで「熊本県DMV導入実証実験協議会」が設置されており、協議会が主体となり、実施をしていく。
水陸両用車では今夏、近畿日本ツーリストが湯西川温泉で運行する水陸両用バスを活用したパッケージ商品を設定している。