ペニンシュラ東京、車両を6台導入−クラシックカーはウェディングに利用

  • 2007年8月29日
 ザ・ペニンシュラ東京は開業にあたり、ペニンシュラ仕様にカスタムされた2台のロールス・ロイス・ファントム・エクステンデッド・ホイールベース、ロールス・ロイス・ファントムII、BMW7シリーズ3台の計6台で送迎を行う。ロールス・ロイス・ファントムIIは1934年式のクラシックな面持ちだが、納入にあたり車両の原型を保ちながら、東京の道路環境にあわせ大幅に改良作業を実施。ペニンシュラとして提供するサービスを兼ね備えるようオーディオシステム、エアコン、冷蔵ボックスなど最新設備も備えている。このファントムIIはウェディングを挙げる新郎新婦の利用が主となり、ペニンシュラの車両を統括するフリート・ビークル・マネージャーのマーティン・オックスレー氏によると、「予約はいっぱいになっている」という。

 ロールス・ロイス・ファントム・エクステンデッド・ホイールベースについては、顧客の送迎でも利用することから、車両後部のトランクルームを最大限に広げ、「大きなスーツケース4個は入る」(オックスレー氏)という大きさ。また、車内には移動中にDVDを鑑賞できる12インチ・モニターがあるほか、音楽スタジオ並みという音にもこだわった15台のスピーカーがつけられている。

(写真はロールス・ロイス・ファントムII)