タイ・パタヤ市長、日本人旅行者の増加を目指し、旅行会社と意見交換

  • 2007年8月28日
 パタヤ市市長のニラン・ワッタナサートン氏が来日、パタヤへの日本人訪問者の増加に向けた旅行会社と意見交換を行った。市長によると、最近は水質改善のため汚水処理場の設置で一時期と比べビーチの水質が改善しているほか、ビーチについてはカメラを設置し観光客の安全確保について陸、海上から行っている旨を説明。このほかにも、スワンナプーム新空港への移転により、これまでよりアクセスが改善されたことから不動産の投資も増えており、既に世界各地で展開する主要ブランド・ホテルのほか、新たなホテルなども建設されるほか、ショッピング施設なども開設されると紹介した。

 旅行会社からは現在、トランスポテーションの費用が増加しており、この負担増を解消する狙いからアトラクションのクーポンの提供などにより、現在と比べて各種の観光施設へ周りやすい環境ができると提案。また、パタヤからラン島へのアクセス面では観光客が利用するボートではアクセスが悪いという指摘もあったが、市長からこの点については20バーツと廉価にアクセスできる手段があるものの、情報提供の不足などがあるとの考えで、こうしたポイントも踏まえ、旅行会社に向けた情報発信をしていくという。

 会合にはエイチ・アイ・エス、ビッグホリデー、ANAセールス、ジャルパック、グッドラックツアー、A&Aツアー、JTBワールドバケーションズ、名鉄観光、NOE、サンライズツアーのほか、タイ国際航空、バンコクエアウェイズ、日本旅行業協会(JATA)、日泰旅行業協会(TJTA)が参加した。