ニューヨーク市観光局（NYC＆Company）によると、マンハッタンのバワリーに建物を新築中のニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アートが、開館日と開館記念プログラムを決定した。同美術館は1977年に設立されたもので、現在設立以来初めて独立した専用の建物を建設中。建物は7階建てで、デザインは、金沢21世紀美術館などを設計した日本人の建築家である妹島和世氏と西沢立衛氏が担当している。

　開館日は2007年12月1日で、美術館の設立30周年を祝うために、12月1日の正午から連続30時間に渡って無料で一般に公開する。開館記念の展示は、彫刻とコラージュ、音や新しいメディアを組み合わせ、ダイナミックで新しい展示方法を提案している国際的なグループ展示「Unmonumental」だ。メインギャラリーとなる1階から3階を全て使用し、世界中の芸術家たちの作品を通して彫刻の重要なトレンドを探求するという。開館時間や入館料は下記を参照のこと。

▽ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート
開館曜日・時間：水曜日〜日曜日／12時〜18時（木曜日・金曜日／〜22時）
休館日：月曜日・火曜日
入館料：一般／12米ドル、シニア／8米ドル、学生／6米ドル、18歳以下／無料
（木曜日の夜は全て無料）
URL：http://www.newmuseum.org/