ANTA、08年度の国家試験日程決定−試験・研修事業は認知度にも問題との認識
全国旅行業協会(ANTA)は7月26日、第136回理事会において2008年度の国内旅行業務取扱管理者試験、および研修日程を決定した。試験は2008年9月7日に実施、約1万8000人の受験者を想定している。また研修は、6月11日と12日の2日間で実施する。ANTAによれば、昨年度の研修の受講者数は合計378名で、そのうち実際に受験したのは362名、合格者は274名で合格率は75.6%となった。
ANTA副会長の木村茂男氏は、「ANTAの研修などは内容の濃いものにしており、即戦力のある人材を育てられる。ANTAとして内容には自信を持っている」と説明。ANTAの国家試験事務代行事業が赤字傾向にあり、「手間を減らして費用を安くする、内容を簡単にするなど方法はあるが、充実度を変えたいとは思わない」とし、「これまでは受講、受験のメリットなどについての周知、広報の方法が効率的ではなかった。実施時期など他の要因も含めて検討していきたい」としている。
なお理事会では、7月16日に発生した新潟県中越沖地震で、柏崎市内を中心に7社の会員が被災したことを報告。経営者等の自宅全壊という被害もあり、ANTAでは発生翌日にコンロや食料など救援物資を持って現地入りした。ANTA副会長の田中均親氏は、「このような非常事態の対処について、組織として対応策を決める」と語っている。
ANTA副会長の木村茂男氏は、「ANTAの研修などは内容の濃いものにしており、即戦力のある人材を育てられる。ANTAとして内容には自信を持っている」と説明。ANTAの国家試験事務代行事業が赤字傾向にあり、「手間を減らして費用を安くする、内容を簡単にするなど方法はあるが、充実度を変えたいとは思わない」とし、「これまでは受講、受験のメリットなどについての周知、広報の方法が効率的ではなかった。実施時期など他の要因も含めて検討していきたい」としている。
なお理事会では、7月16日に発生した新潟県中越沖地震で、柏崎市内を中心に7社の会員が被災したことを報告。経営者等の自宅全壊という被害もあり、ANTAでは発生翌日にコンロや食料など救援物資を持って現地入りした。ANTA副会長の田中均親氏は、「このような非常事態の対処について、組織として対応策を決める」と語っている。