ベルギー観光局の宮下南緒子氏が退任へ

  • 2007年7月26日
 ベルギー観光局局長の宮下南緒子氏が8月20日付けで定年退職する。ベルギー観光局日本事務所は1974年開設、これ以来、宮下氏は33年に渡りベルギー観光のプロモーションに従事してきた。開設当時、日本人にとって無名であったブリュージュやリエージュなど不断のプロモーション活動により各地の魅力を伝え、現在ではモノデスティネーションとして注目されるまでに育てあげた功績は大きい。

 このほど、駐日ベルギー大使公邸において開催された「ベルギーウォッチング2007」において宮下氏は、長年ベルギーのプロモーションをともにしてきた旅行業界や関連業界に対して感謝の意を表し、退任後も変わらない協力をもとめた。この「ベルギーウォッチング」は、ベルギー観光局が主催し、各関係団体の協力の下、ベルギーの文化を伝えるために消費者や業界を対象にしたライフスタイルや文化をテーマにしたイベントとして人気を集めていた。

 なお、宮下氏の後任人事は近日発表される予定だ。