韓国観光公社、需要喚起と観光消費促進を目指しJCBと共同キャンペーン実施

  • 2007年7月24日
 韓国観光公社(KTO)は2007年8月から2008年3月まで、韓国への需要喚起と観光消費促進を目的に、JCBと共同で「コリア・スパークリング・キャンペーン」を実施する。これは韓国観光の一番の魅力である「安くて美味しい旅行価格が安い韓国」を再度アピールすることで、円安傾向や韓国内の物価上昇、韓国への旅行商品の価格競争力の低下などによって日本人観光客が減少傾向にある現状を打破する狙いだ。JCBカードは韓国のカード会社各社と提携しており、韓国国内でクレジットカードを取り扱う全ての店舗で利用可能だ。

 キャンペーンではまず、期間中に訪韓する全ての日本人観光客を対象に、韓国観光公社のホームページ上にアンケートを設置、8組16名分の往復航空券を含む600名分の賞品をプレゼントする。また「韓国でJCBカードを使って韓国を当てよう!」と題して、韓国でJCBカードを20万ウォン使うごとに「大韓航空で行く韓国旅行」など、合計2万1309人分の賞品が現地の抽選会場で当たるキャンペーンを実施する。さらに、KTOの運営する免税店でJCBカードを使用した場合に5%を割り引き、JCBカードの優待店では特別割引や記念品の贈呈なども行う。そしてJCBトラベルが、カード会員向けにキャンペーン用の韓国旅行商品を企画、この商品の申込者に記念品をプレゼントする。

 なお、このキャンペーンは、KTOが2007年4月に発表したブランドマーケティング「コリア・スパークリング」を活用した初めてのものだ。KTOでは今後も、タイアップによるプロモーション案には積極的に参画していく考えだ。