近畿日本ツーリスト（KNT）はこのほど、パリのロンシャン競馬場で開催される「フランス凱旋門賞」を観戦するツアーを発売した。今年の凱旋門賞は、10月7日に開催されるもので、日本からは64年ぶりに牝馬で日本ダービー馬となったウォッカと、武豊騎手が騎乗するメイショウサムソンの2頭が出席する予定となっている。10月4日出発の4泊6日で、成田国際空港と関西国際空港の発着を設定した。6日と7日にレースを観戦でき、7日の凱旋門賞は、パドック特別席と指定席を用意するとともに、希望に応じて13万8000円の追加料金でVIP席（ヴィレッジドヌール）の手配も受け付ける。また前夜祭では、現地のガイドが馬券の買い方や予想新聞の読み方などを丁寧にレクチャーし、レース観戦をサポートする。日本航空（JL）、全日空（NH）、ブリティッシュ・エアウェイズ（BA）、エールフランス航空（AF）のいずれかを利用し、朝食4回夕食1回を含めて25万8000円から。

　さらに今回は、9月16日に同じくロンシャン競馬場で開催され、凱旋門賞の前哨戦として上記の2頭ともに出場を予定している「フォワ賞＆ヴェルメイユ賞」の観戦ツアーも発売する。9月13日出発の4泊6日で27万8000円だ。KNTでは昨年のディープインパクトの参戦時に企画したツアーが、「40名程度で募集したが何度か追加で設定し、お断りせざるを得なかったお客様もいた」ほど好調だったといい、これらの2ツアーでは、合計250名の集客を見込んでいる。

▽近畿日本ツーリスト
http://www.knt.co.jp/tyoec/kaigaikeiba/