求人情報

ニュー・サウス・ウェールズ、オペラハウスをアイコンと認識、積極的に訴求

  • 2007年7月6日
 ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州政府観光局は、このほど世界遺産に登録されたシドニー・オペラ・ハウスについて、「シドニーとNSW州のアイコンになった」と認識しており、今後オペラ・ハウスでの演奏会などの独自のプログラムを提供し積極的に訴求していく考え。

 同州観光局局長の寺本彬氏は、オペラ・ハウスでの演奏会のアイディアについて「世界遺産で開催する演奏会は、他で例を見ないだろう」とし、独自性をアピールしやすいと語る。また世界遺産として登録されたことで、シドニーから約2時間以内の距離にブルーマウンテンズとあわせて世界遺産が2件存在することになったことも説明。さらに、「ケアンズのグレートバリアリーフと熱帯雨林の2件、エアーズロックの1件とあわせれば、合計5件のバラエティに富んだ世界遺産を観光資源として利用できる」と強調した。今後は、オーストラリア政府観光局(TA)が実施する世界遺産キャンペーンに協力するなどしてプロモーションをおこなっていく構えだ。