香港政観、07年の料理大賞は香港の代表料理を選出、受賞シェフの料理教室も

  • 2007年7月3日
 香港政府観光局は同局が主催する「香港料理大賞」について、今年の香港特別行政区設立10周年を記念し、新たに設定した2部門で開催する。今回設けたのはシェフの総合的な技術と知識を競う「ベストチャイニーズシェフ」部門と、香港の代表となるような料理を創造する「香港代表料理」部門。このうち、「香港代表料理部門」については、香港市民に料理名を公募し、決定した名前にふさわしいメニューを創作することになっている。

 「香港代表料理」の名称公募は7月12日まで開催し、7月14日に結果を発表。予選は9月4日から6日に開始し、選出された10品が9月19日の最終審査に進出する。一方、「ベストチャイニーズシェフ」部門は、香港の中国料理レストランで働くシェフが対象。8月31日までに審査員による面接と筆記試験を実施し、9月19日の最終審査には5人のシェフを選出する。

 さらに香港特別行政区設立10周年記念の一環として、受賞したシェフによる料理教室も計画。受賞メニューの調理法を伝授するもので、実施は10月または12月ごろを予定している。