クオニイジャパンによると、フランスのパリとスイスのチューリッヒ、グリンデルワルド、インターラーケンの各都市で、イベントや夏祭りなどの開催に伴う交通規制が実施され、大規模な混雑、渋滞が予想される。またイタリアでは空港管制塔職員やイタリア国鉄などによるストライキが予定されており、実行されるかは不透明ながら、観光や移動へ影響が出る可能性がある。詳細は下記を参照のこと。


▽パリ市内、交通規制
7月14日：革命記念日にあたり、フランス政府による式典が凱旋門及びシャンゼリゼ大通り周辺で開催されるため、交通規制が敷かれ、地下鉄も一部運行中止となる。午後2時頃に交通規制が解除されるまでは、バスでの市内観光は難しい見込み。

7月29日：自転車レースのツール・ド・フランスがパリでゴールを迎えるため、凱旋門、シャンゼリゼ大通り、コンコルド広場、オルセー美術館周辺一帯が、午前9時から午後6時30分まで車両通行止めになる。バスでの移動・市内観光に影響が予想される。


▽スイス、交通規制、混雑情報
チューリッヒ：7月6日から7月8日にかけて夏祭りが開催されるため、7月6日の午前10時から7月9日の午前6時まで、市内中心部で一方通行や迂回などの交通規制が敷かれ、リマト川周辺一帯は車両進入禁止となる。市内観光への支障や大幅な混雑、渋滞が予想される。

グリンデルワルド：7月と8月の毎水曜日（7月4日、11日、18日、25日、8月1日、8日、15日、22日）に開催されるストリートパーティーと、8月1日に開催される建国記念日祭のため、街のメインストリートであるドルフ通り一帯は、各日の午後8時から午前0時まで車両進入禁止となる。このためドルフ通りのホテルへのアクセスは、バスや車の場合、通りの手前で降りて歩く必要がある。

インターラーケン：7月14日と15日に小型飛行機の競技大会が開催され、15日の決勝戦当日には約10万人の人出が見込まれるため、道路や鉄道などにも大規模な混雑、渋滞が予想される。


▽イタリア、ストライキ情報
7月6日：空港管制塔職員（12：00〜16：00）
7月7日：空港管制塔職員（12：00〜16：00）
7月7日：アリタリア航空パイロット（12：00〜16：00）
7月18日：アリタリア航空客室乗務員（0：01〜23：59）
7月21日：空港管制塔職員（12：00〜16：00）
7月21日：イタリア国鉄（21：00〜21：00翌日）
9月6日：空港管制塔職員（0：01〜24：00）
9月7日：アリタリア航空パイロット（10：00〜14：00）