オーランド、客室供給量が充実−過ごし方もレンタカーで多様に

  • 2007年6月13日
 オーランド観光局は6月12日、東京でセミナーを開催し、オーランドの最新情報として各テーマパークやフライ&ドライブの利点、ゴルフリゾートとしての魅力を説明した。2006年末でオーランドの宿泊施設は合計11万5200室で、2007年末には11万5632室となる予定で、ほぼ改装や施設のアップグレードを終えた状態。ウォルト・ディズニー・ワールド・スワン・アンド・ドルフィン・リゾートは先ごろ、大規模な改装工事を終え、ピンクやブルーを使った色彩から落ち着き、洗練さを高めている。ブエナビスタ・パレスホテル&スパについても1012室の改装を4月に終えたところ。ザ・パームス・ホテル&ビラは昨年、キッチンを付け、ホテルのサービスは残したコンドホテルとしてオープンしているほか、コンドホテルも続々と登場しているところだ。

 新しいホテルの計画としても2009年11月にウィンダムホテルグループが504室のコンドホテルを計画しているほか、フォーシーズンズ・ホテル&リゾートがウォルト・ディズニー・ワールド内にゴルフリゾートを建設しており、ヒルトンも2009年夏にヒルトンホテルと同グループの高級ブランドのウォルドルフ・アストリア・ホテルをオープンする。

 客室供給量が今後も着実にバラエティに富み、各種の客層に対応する中、楽しみ方としては定番のディズニーやユニバーサル・スタジオのテーマパークのほか、レンタカーを活用した楽しみ方も提案。ディズニーではマジックキングダム、アニマルキングダム、MGMスタジオ、エプコットの4大テーマパーク以外に、ウォーターパークやダウンタウン・ディズニーなどフロリダのディズニーでしか楽しめない魅力をアピール。ユニバーサル・スタジオでも、大阪のUSJには無いアトラクションがあるほか、今後の新しいアトラクションの計画が紹介された。

 また、ゴルフではプロゴルファーの藤井誠氏をオーランドゴルフ親善大使に任命しており、ゴルフを目的とする滞在でのメリットをアピール。藤井氏はゴルフを上達する上で、日本とは異なりマットではなく、芝生で練習ができることで経験をつむことができる点を特に強調。このほか、初心者にはゴルフ・アカデミーやコーチ陣が充実しているほか、コンドミニアムなどで、比較的安く滞在ができ、練習の環境としても整っているという。

 ドライブでは、アラモレンタカーがネットを活用し、近々にもアフィリエイトなど対応することを明らかにしたほか、車種グループを予約してもらうと貸出しエリアで当該車種の中から自由に車を選べるサービスも実施していることをアピールした。