オテル・エルミタージュ、エクセシオール・ウィングの改装終了

  • 2007年6月6日
 モナコのオテル・エルミタージュはこのほど、総工費850万ユーロ(約14億円)にのぼるエクセシオール・ウィングの改装を終了し、再オープンした。同ウィングの改装は02年から開始したリノベーションの最終段階のもの。エアコン、防音ガラスを完備したほか、客室はラベンダーと蓬色の2種類のカラー・スキームを配したモダンなデザインに変更。また、スパ・テラピー施設の「レ・テルム・マラン・ド・モンテカルロ」へのアクセスも向上させるなど、同ホテルの本来の魅力をそのままにアップグレードさせた。

 このほか、一連の改装では、ホテル・キッチンの最新設備導入やロビーなどのホテル正面外観からスタート。プリンス・ウィング、ボーマルシェ・ウィングの改装は04年5月に終了している。この段階で、アパートメント部分に46客室と8室のスイートを増設したほか、ミディ・ウィング内の9室のテラスを80平方メートルに拡大し、そのうち5室にはジャグジーも完備した。