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バーデン・ヴュルテンベルク、アジア最大市場の日本の宿泊ナイトは17万泊

  • 2007年5月30日
 バーデン・ヴュルテンベルク州観光局販売促進担当のペーター・エンダーライン氏は、同州への日本人宿泊ナイト数が17万ナイトとアジアの中で日本の需要が最も高いことを強調した。2000年以前、日本人はハイデルベルクを中心に滞在していたが、近年はシュトゥットガルト、ボーデン湖やウルム、バーデンバーデンの需要が高まっているという。シュトゥットガルトはビジネス、観光の両方の需要が高まるほか、ボーデン湖やウルム、バーデンバーデンへの滞在も増加しているという。また視察旅行のシェアが高いフライブルクは1万ナイトと以前と変化していないものの、観光のシェアが徐々に高まりつつあるという。

 ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州は2008年、ドイツ全体として宮殿や庭園、公園に焦点を当てたプロモーショを展開することから、同州も州内に1000ヶ所以上ある宮殿、城跡を打ち出していく。州内にはバロック様式の宮殿のあるマイナウ島のボーデン湖をはじめ、著名なハイデルベルク城、ルートヴィヒスブルク宮殿などがあるほか、シュヴァルツヴァルトには古城ホテルや古城街道もあることから、その魅力多い同州を紹介した。