カンボジア観光省、今年もアンコール遺跡内で「アンコールナイト」開催へ

  • 2007年4月25日
 在日カンボジア王国観光省は2007年11月から2008年5月まで、アンコール遺跡の「宇宙の中心・バイヨン」で舞踏や伝統楽器の生演奏、クメール料理などのカンボジアの文化に触れるイベント、「神秘の祭典・アンコールナイト」を企画した。このイベントを運営するグリーントラベルによると、2004年度に開始以降、初年度は1520名、2年目が4060名、3年目が5250名と集客数が増え、現在までに開催回数が50回を超えた。今年度も期間中に15回の開催を予定しており、各開催日で400名の参加を募る。料金は一般席が50米ドル(6000円)、S席が75米ドル(9000円)。

 カンボジア王国観光省日本地区代表の加藤積氏はこのイベントについて、日本人が95%以上を占めており、日本語のナレーションも行うなど特に「日本への紹介」という目的を意識して企画しているという。また加藤氏は、今年の国内プロモーション活動について触れ、「地方でのカンボジアの認知拡大を目指し、セミナーなどを開催していく」とコメント。2006年の日本人カンボジア訪問者数は前年比約15%増の15万8000人を記録しており、市場の拡大を狙う考えだ。なお、同イベントの開催日は下記の通り。

▽開催日
2007年11月10日(土)、24日(土)、12月30日(日)
2008年1月1日(火)、4日(金)、26日(土)、2月2日(土)、9日(土)、16日(土)、23日(土)、3月1日(土)、8日(土)、20日(木)、22日(土)、5月3日(土)