インドネシア、フォトコンテストの受賞式開催、来年は観光年の開催決定

  • 2007年4月20日
 インドネシア共和国文化観光省、および在日インドネシア大使館は4月19日、「インドネシアの心」をテーマとしたスペシャル・フォトコンテストの受賞式を開催した。在日特命全権大使のユスフ・アンワル氏は、フォトコンテストの開催は日本からインドネシアへの訪問者数の増加、日本人のインドネシアに対する知識の向上などを目的に開催したことを説明。「2008年の日本とインドネシアの外交樹立50周年の記念の年を迎えるにあたり、フォトコンテストは両国の関係を深めるための大切なイベントである」と強調、来年はビジット・インドネシア・イヤーの開催が決定したことから、その準備を進めているという。

 フォトコンテストでは約100の作品の中から、金賞、銀賞、銅賞、および入賞7作品の合計10作品を選出。金賞には岩舘正雄さんの「バリ島クタビーチにて 祭の子供達」が選ばれた。そのほかに、スマトラ島のバタック族の家屋の作品をはじめ、現地の住民に借りた民族衣装を一緒に身にまとった微笑ましい作品やスンバ島の生き生きとした子供達を撮影した作品、伝統ある祭りやジャワ島のプランバナシ寺院、ムンジャガン島のウミガメの作品など、インドネシアの伝統文化、あたたかい人々、そして美しい自然が感じられる写真が入賞した。なお、受賞者にはインドネシア旅行や現地ホテル宿泊券などが送られた。