問　2006年5月にオープンしたばかりの、「香港ウェットランド・パーク」（香港湿地公園）。ラムサール条約に登録された自然豊かな場所だが、大人の入場料は次のうちのどれか
　
　Ａ　20香港ドル
　Ｂ　30香港ドル
　Ｃ　40香港ドル
　Ｄ　50香港ドル

　　――正解は最下行へ

ここに注目！


▽香港観光の新テーマ・自然

大都会のイメージが強い香港では今まで、「自然」がスポットされることがあまりなかったため、目の肥えたリピーターや家族やシニア層などの新しい客層向けのアクティビティとして提案することも可能だ。今後、積極的に取り組んでみたいテーマとしておすすめ。

・香港ウェットランド・パーク
「香港ウェットランド・パーク」は中国の7大重要湿地帯の一つ「マイポー自然保護区」に隣接する。園内には絶滅寸前のものを含む150種類以上の鳥類と、250種類以上の動物が生息。3つの大型ギャラリーを備えたビジターセンター、野外公園があり、バードウォッチングなどのエコツーリズムはもちろん、教育旅行の素材としても利用しやすい。
　香港ウェットランド・パーク　http://www.wetlandpark.com

・ランタオ島でのドルフィン・ウォッチング
香港ではドルフィン・ウォッチングも人気のツアー。香港で見られるのは、通称「ピンク・イルカ」と呼ばれる「チャイニーズ・ホワイト・ドルフィン」で、成長に伴い体の色が黒から灰色、白またはピンクに変色する。世界でもランタオ島付近に生息地が限られ、生息数は約150頭という希少なイルカだ。ツアーは香港国際空港近くの港から出航するのが多く、市内ホテルからバスで30分程度。

・ラマ島ハイキング
ラマ島はセントラルからフェリーボートで片道20分の島。ユンシュー湾からソック湾までの全長5キロメートル、約1時間半のゆったりしたハイキングが楽しめる。ハイキングの後に、海鮮料理店が軒を並べるソック湾で食事をとる日程を組むのがおすすめ。前半は登り坂でややきついところもあるが、歩道は十分に整備されており、普通の運動靴でもOK。

帰路は夕刻にラマ島を出発すれば、海から香港島の夜景も楽しむことができる。ラマ島には海水浴場もあり、夏にはここで休日を楽しむ地元の人々も多く見かけることができる。最近ではサイクンでビーチと食事を楽しむアクティビティも人気。


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