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ナイアガラ、日本人平均滞在日数が約2泊に増加、ポストメープル街道を訴求

  • 2007年4月4日
 ナイアガラ観光局アジア太平洋マネージャーの森川隆氏は、日本人平均滞在日数が約2泊になったことを受けて、滞在日数を拡大するために現地での体験素材を訴求する考えを示した。例えば、カナダのワインの85%を生産し、アイスワイン世界一の生産を誇るナイアガラには、54のワイナリーがあることから、ワイナリーが提供するワイン・テイスティングやワインを利用した料理教室のプログラムを旅行商品へ組む込むことを提案。また、夜は2ヶ所あるカジノやナイアガラのライトアップ・イルミネーションなど、楽しむことができるポイントが多いことから、滞在するナイアガラの旅行を促していく。

 さらに、メープル街道の黄葉ピーク時となる9月15日ごろから約1ヶ月遅い10月15日ごろを「ポストメープル街道」としてプロモーション展開しているが、これが奏功して2006年は2005年比で1000人増の日本人が訪れたことを説明。引き続き今年も、旅行会社に対して積極的に紹介していく方針だ。