▽南オーストラリア州観光局 〜滞在日数が増加、各種プログラムを促進

  • 2007年3月20日
 南オーストラリア州への2006年の日本人渡航者数は、前年比6%増の約1万4400人。対して、日本人宿泊数は43万1000泊と前年比52%増を記録した。宿泊数が大幅に増加した主な理由として、長期滞在の増加を挙げる。特に学生や団塊世代で、一度パッケージなどで同州へ訪れたことのあるリピーターが、長期滞在を希望する傾向が強いという。

 同州での長期滞在のメリットとして、オーストラリアの他州より滞在費が安価で治安がよい点などを訴求する。今後は、さらなる宿泊数の増加に向け、30日、60日、90日の長期滞在プログラムの造成を旅行会社に促すとしている。学生向けには引き続き語学研修をテーマにしたもの、団塊世代向けには習い事やボランティアプログラムなどが組み込まれたロングステイを推進。現地宅に訪れてアフタヌーンティーを体験するなど、小規模な街だからこそアレンジ可能なプログラムをアピールしていく。