キャセイパシフィック航空、今年も伸びを予測−CAとの提携効果やチャーター増で

好調な推移を予測する背景は日本市場でも同様だ。CX日本支社営業本部長のヘンリー・チャン氏は日本/香港線について、東京、大阪で最多の頻度、名古屋、福岡、札幌では唯一の就航会社で、

このうち、チャーター便に関しては、CXとKAで昨年1月から5月の期間に11都市48便であったのに対し、今年の同時期に11都市56便を運航、または予定していることを明らかにした。また、就航都市についても、チャーター便では北九州、高知など新たな地点を加えるなど、市場の開拓にも精力的であることをアピールしており、引き続きこうした取り組みを続ける。
販売施策面では、この上期からビジネスクラス正規割引運賃で「ビジ得」を初めて日本市場で設定。東京、大阪、名古屋、福岡の日本発、香港発が共に平日の場合、19万8000円として、オンライン予約用には6000円安い「ビジ得Web」も設定しており、レジャー、ビジネスともに旅行を早く決める層に訴求し、取り込んでいく考え。