キャセイパシフィック航空、今年も伸びを予測−CAとの提携効果やチャーター増で
キャセイパシフィック航空(CX)日本支社長のジェームズ・ジンズ氏は今年について、国際航空運送協会(IATA)が予測する旅客に関する前年比5%増の伸びを上回る見通しを示した。ジンズ氏は生産性の向上、効率化の推進を一段と強めるとしたほか、昨年の香港ドラゴン航空(KA)の完全子会社化、中国国際航空(CA)との提携などの効果が現れてくると見込んでいる。また、機材については現在の149機から今年末には160機へと増える予定で、こうしたキャパシティの増加も旅客数、収益の増加につながる材料だ。
好調な推移を予測する背景は日本市場でも同様だ。CX日本支社営業本部長のヘンリー・チャン氏は日本/香港線について、東京、大阪で最多の頻度、名古屋、福岡、札幌では唯一の就航会社で、KAを合わせ週91便の運航体制を強調。中長期的にも運航頻度、機材、スケジュール調整、新デスティネーションの開発・開拓、チャーター便の展開を優先課題として取り組んでいる方針も明らかにした。
このうち、チャーター便に関しては、CXとKAで昨年1月から5月の期間に11都市48便であったのに対し、今年の同時期に11都市56便を運航、または予定していることを明らかにした。また、就航都市についても、チャーター便では北九州、高知など新たな地点を加えるなど、市場の開拓にも精力的であることをアピールしており、引き続きこうした取り組みを続ける。
販売施策面では、この上期からビジネスクラス正規割引運賃で「ビジ得」を初めて日本市場で設定。東京、大阪、名古屋、福岡の日本発、香港発が共に平日の場合、19万8000円として、オンライン予約用には6000円安い「ビジ得Web」も設定しており、レジャー、ビジネスともに旅行を早く決める層に訴求し、取り込んでいく考え。
好調な推移を予測する背景は日本市場でも同様だ。CX日本支社営業本部長のヘンリー・チャン氏は日本/香港線について、東京、大阪で最多の頻度、名古屋、福岡、札幌では唯一の就航会社で、KAを合わせ週91便の運航体制を強調。中長期的にも運航頻度、機材、スケジュール調整、新デスティネーションの開発・開拓、チャーター便の展開を優先課題として取り組んでいる方針も明らかにした。
このうち、チャーター便に関しては、CXとKAで昨年1月から5月の期間に11都市48便であったのに対し、今年の同時期に11都市56便を運航、または予定していることを明らかにした。また、就航都市についても、チャーター便では北九州、高知など新たな地点を加えるなど、市場の開拓にも精力的であることをアピールしており、引き続きこうした取り組みを続ける。
販売施策面では、この上期からビジネスクラス正規割引運賃で「ビジ得」を初めて日本市場で設定。東京、大阪、名古屋、福岡の日本発、香港発が共に平日の場合、19万8000円として、オンライン予約用には6000円安い「ビジ得Web」も設定しており、レジャー、ビジネスともに旅行を早く決める層に訴求し、取り込んでいく考え。